信頼のドローン空撮は機材から!撮影機材の防湿庫管理!

2025年5月11日 撮影TIPS 撮影機材

プロのドローン空撮業者はなぜ防湿庫を使うのか?機材管理の重要性と実践

ドローン空撮カメラマンとして、私たちは常に最高の品質の映像をお客様にお届けすることを使命としています。その品質を支える上で、決して欠かすことのできない要素の一つが、撮影機材の適切な管理です。今回は、プロの現場においてなぜ防湿庫が重要なのか、そして私たちが実際にどのように機材を管理しているのかについてご紹介します。

防湿庫とは?~空撮機材を守るための必須アイテム~

防湿庫とは、その名の通り、庫内の湿度を一定に保ち、大切な撮影機材を湿気から守るための保管庫です。カメラやレンズといった精密機器にとって、湿気は大敵。カビの発生や電子部品の劣化を引き起こし、機材の寿命を縮めてしまう可能性があります。

ドローンによる空撮は、時に過酷な環境下で行われることもあります。梅雨時期での使用はもちろん、雨天時に使用した際には除湿が不可欠になります。保管場所の湿度管理を怠ると、機材トラブルのリスクは高まります。だからこそ、プロの空撮業者にとって、防湿庫は機材を守るための必須アイテムと言えるのです。

どんな機材を入れているか~当社の機材管理事例~

ドローン関連機材
・Inspire3用のDJI Zenmuse X9 Airを2個
・DJI Inspire 3のレンズ類

一眼レフカメラ
・SONY FX3
・SONY A7R3

各種一眼レフ用レンズ
SONY 16-35mm F2.8 GM II
SONY 24-70mm F2.8 GM II
SONY 35mm F1.4 GM
SONY 70-200mm F2.8 GM II

などを、全て防湿庫で厳重に管理しています。

これらの機材は、わずかな湿気やホコリが画質に影響を与えかねない、非常にデリケートなものです。特にレンズは、カビが生えてしまうと除去が困難な場合もあり、撮影業務に支障をきたしてしまいます。そのため、防湿庫で適切な湿度を保ち、常に最高の状態で使用できるように努めています。

その他撮影機材の保管について

ドローン本体や大型のバッテリー、送信機などは、防湿庫には入りませんが、温度変化の少ない暗所を選び、衝撃やホコリから守るように保管しています。特にバッテリーは、過充電・過放電に注意し、安全な状態で保管することが重要です。また、定期的なメンテナンスを行い、常に最高のパフォーマンスを発揮できるように心がけています。

当社が使う防湿庫:HOKUTO防湿庫・ドライボックス HB-88EM

長年の使用実績から、信頼性の高いHOKUTO防湿庫・ドライボックス HB-88EMを導入しています。大容量でありながらコンパクトで、庫内湿度を安定的に保ってくれるため、大切な機材を安心して保管できます。デジタル式の湿度計が搭載されており、常に庫内の状態を把握できるのも安心です。また、静音性も高い点も気に入っています。

まとめ:プロの空撮品質は、日々の機材管理から

高品質な空撮映像は、最新の技術と熟練の技術だけでなく、日々の徹底した機材管理によって支えられています。大切な撮影機材を湿気やホコリから守り、常に最高のコンディションを保つことこそが、プロのドローン空撮業者としての責務だと考えています。