ドローン業務の必需品!!距離計導入のメリット

2025年4月21日 撮影TIPS

みなさん距離計をドローンの現場で使ってますか?

ドローン運用において、対象物や障害物までの正確な距離把握は、安全かつスムーズな作業を行う上で非常に重要です。

絶対に、もっていて損はない道具なので導入してみてください!

今回は、そんな距離計のオススメポイントをご紹介します。

ドローン撮影の必需品!ゴルフ用距離計

ゴルフ用距離計と聞くと、趣味の道具というイメージがあるかもしれませんが、手頃な価格帯で性能が高いのでドローンのオペレーションに最適です。

高い測定精度: レーザー照射による正確な距離測定は、障害物の把握に大活躍

素早い測定スピード: ボタンを押すだけで瞬時に距離が表示される

携帯性と操作性: 軽量コンパクトで持ち運びやすく、直感的な操作性で誰でも簡単に扱えます。

多様な価格帯: 安価なモデルから高機能なモデルまで、予算や用途に合わせて選べます。

家電量販店などでも手軽に購入でき、デモ機で試せるのも魅力です。

距離計の選び方

測定可能距離
運用現場で必要となる最大距離をカバーできるモデルを選びましょう。一般的なゴルフ用距離計では、最大測定距離が600m〜1km程度のものが多く販売されています。

測定精度
より正確な測定が求められる場合は、精度の高いモデルを選びましょう。(不動産系の案件にはレジャー用の距離計は使用NGです。)

防水・防塵性能
屋外での使用が前提となるドローン業務では、IP規格で示される防水・防塵性能が高いモデルを選ぶと、悪天候や粉塵の多い環境でも安心して使用できます。

・手ブレ補正の有無
遠距離の対象物を測定する際や、風が強い状況下では、手ブレ補正機能があると、より安定した測定が可能です。

操作性
グローブを着用した状態でも操作しやすいボタン配置、直射日光下でも見やすいディスプレイ、目標物を捉えやすい照準機能など、現場での使いやすさを考慮しましょう

サイズ
ドローン機材と一緒に持ち運ぶことが多いため、軽量かつコンパクトなモデルがおすすめです。

価格
予算に合わせて、必要な機能を備えたモデルを選びましょう。ロケ現場や一般的なドローン点検業務で、おおよその距離感を把握することが主な目的であれば、比較的安価なモデルでも十分に活用できます。

家電量販店のデモ機を色々と試して選んでみてください。

当社が使用しているモデルは

NIKON COOLSHOT 80iVR

ドローン業務での活用シーン

・ロケ現場
障害物(電線、樹木など)までの距離や高さを迅速に確認し、安全な飛行ルートを決定。 カメラアングルを決める際に、撮影対象物までの距離を正確に把握。

・風力発電点検
風力発電機のブレードやタワーの特定箇所までの距離や高さを地上から安全に測定し、点検計画の策定に活用。

・建設現場
タワークレーンやラフタークレーンのブームの高さ、建設中の構造物までの距離などを測定し、作業の安全性確保

・橋梁点検
橋脚や床板の損傷箇所までの距離を測定し、近接目視点検時のアプローチ方法や必要な機材を事前に把握。

多くのゴルフ用距離計は、距離だけでなく、高さや角度を測定できる機能も搭載しています。これにより、現場の状況に合わせて様々な情報を取得でき、ドローン業務の幅が大きく広がります。

まとめ:距離計はドローンオペレーターの頼れる相棒

この記事では、ドローン現場におけるゴルフ用距離計の活用法とそのメリット、選び方のポイントをご紹介しました。

一度使い始めると、その便利さと効率性の高さに、きっと手放せなくなるはずです。

安全でスムーズなドローン運用を実現するために、ぜひ距離計の導入を検討してみてください。