VRドローン離着陸、どうすれば安全?

2025年4月2日 VR・360 撮影技術

VRドローンで撮影した360度映像は、見る人に強烈なインパクトを与えます。しかし、機体下部にポールを取り付けているため、従来のドローンと同じようには離着陸できません。

「VRドローンの離着陸、どうすれば安全なの?」 「機材を傷つけずに、スムーズに離着陸させるには?」

そんな疑問をお持ちの発注者・制作会社向けに、プロの視点から重要ポイントをお伝えします。

なぜVRドローンの離着陸は難しい?

VRドローンは、機体下部に360度カメラを搭載するためのポールを取り付けています。そのため、従来のドローンのようにランディングギアを使用できません。

VR撮影

・離発着台を使用して狭い空間におろさなければならない

・離着陸時にカメラをぶつける可能性がある

・風の影響を受けやすく、機体の制御が難しい

これらの理由から、VRドローンの着陸は高度な技術と注意が必要です。

ポイント1:着陸場所の選定、何に注意すべき?

安全な着陸のためには、着陸場所の選定が非常に重要です。

・平坦で障害物のない場所を選ぶ

・砂埃や水たまりがない場所を選ぶ

・風の影響を受けにくい場所を選ぶ

・構造物にかこわれていない場所を選ぶ

これらの条件を満たす場所を選ぶことで、着陸時のリスクを最小限に抑えられます。
大型機の場合は四方が10mほどひらけているのが望ましいです。

ポイント2:風の影響、どうやって対策する?

VRドローンは風の影響を受けやすいため、風対策は必須です。

・離着陸前に風速と風向きを必ず確認する

・風が強い場合は、撮影中止の判断をする

・離陸はできても着陸は風が強くなると難易度UP

・離発着台の向きを風向きに並行にする

・離陸時は風下に!着陸時は風上から着陸すること

風速計や風向計を活用し、常に風の情報を把握します。事前検証時に取得したデータから上限値をあらかじめ決めておくことが重要です。その場の雰囲気では判断しません。

ポイント3:オペレーターの技術、どこまで必要?

VRドローンの着陸には、高度な操縦技術が求められます。

・VRドローンの特性を熟知している

・GPSのない状態でも繊細な操縦ができる

・風の影響や機体の状態を常に把握できる

・緊急時の対応方法を習得している

大型機を運用するための確かな技術が必要不可欠です。経験の浅いオペレーターが実施すると事故の可能性が跳ね上がります。実績のある空撮業者に依頼しましょう。

実際の着陸映像を見てみよう!

ALTA XにInsta360 TITANを搭載する11KVR空撮の着陸の様子です。

このように離発着台の下に補助員を配置してカメラの保護を目的とした引き込みと送り出しを実施してもらいます。
補助がいなくても離発着は可能ですが、この方法が一番安全なので採用しています。万が一の事故があってはいけないので撮影技術を保有している業者選定は重要です。

まとめ

VRドローンの離発着方法を大公開しました!安全な離発着方法の確立があってこそ撮影がなりたちます。最適な空撮業者を選定して安全なVRドローン撮影を実現しましょう。