費用を抑えたい!ドローン国家資格、一発試験のすすめ

2025年4月9日 ドローン全般 航空法

ドローンの国家資格である無人航空機操縦士

できる限り費用を抑えて資格を取得したくありませんか?

そんなあなたにおすすめの方法がNK一発試験です。

費用の比較

共通項目

学科試験

種別手数料
一等9,900円
二等8,800円

身体検査

受験方法手数料
書類での受検5,200円
会場での受検19,900円

登録講習機関(ドローンスクール)

一等無人航空機

区分講習費用相場
初学者50万〜100万円
経験者20万〜50万円

二等無人航空機

区分講習費用相場
初学者25万〜40万円
経験者7万〜25万円

限定解除(昼間・目視内・25kg以上)

等級追加費用(一項目あたり)
一等5万〜30万円
二等5万〜15万円

限定解除項目は夜間・目視外・25kg以上の3項目あります。

一等無人航空機の経験者枠で全ての限定解除(昼間・目視内・25kg以上)含めると一番安いスクールでも40万円程度かかる想定です。

自動車の免許よりも高額!!

金額は高くてもいいから短期間で取得したい場合にはスクールが向いていると思います。

NK試験(日本海事協会)

実地試験

等級試験の種類手数料
一等基本22,200円
二等基本20,400円

限定解除(昼間・目視内・25kg以上)

等級手数料
一等20,800円
二等19,800円

NK試験で全て1回でパスすることができれば66,600円で基本・昼間・目視内の資格を取得することが可能です。

25kg以上限定の解除は海事協会では定例開催されていないので登録講習機関で受講することをおすすめします。

弊社はDRONE VILLAGEさんで25kg限定だけ解除しました。

ドローンスクールのメリット・デメリット

メリット
・講習期間が決められている
・合格のポイントを指導してもらえる
・再試験も容易に受講可能

講習日程が決まっているため短期集中で資格取得が可能です。

デメリット
・費用が高額
・長期間時間の確保が必要(1週間程度)
・試験に受からせる指導しかしない
・民間資格を保有していないと経験者枠で受講不可の場合あり
・経験者にとっては二番煎じの講習内容

どんなに安いスクールに入校しても費用はNK試験の数倍になります。

また、国家資格ができてから顕著なのがドローンスクールが
試験に合格させるための指導しかしなくなってしまったことです。

ドローンの運用方法に関してはほとんどのスクールで時間を割いてくれないと思います。

NK一発試験のメリット・デメリット

メリット
・費用が抑えられる
 21回不合格でもスクールより安く取得可(基本のみ)
・最短1日でフルコンプできる(同一日に受験)

おすすめする最大のポイントは費用の安さです。

デメリット
・取得期間が比較的長くなりやすい
・試験予約が取りずらい
・試験日程が天候に左右される
・昼間限定の試験が夏季は実施されない
・不合格ポイントを試験官が教えてくれない

デメリットは試験日程が限定的で天候に左右されやすいことです。

不合格の場合に何が悪かったのか改善点を試験官が教えてくれないので、対策がたてづらいです。

一発試験をオススメする人

・ATTIの飛行に慣れている方
・経験者の方
・自主練する時間が確保できる方
・費用をとにかく抑えたい方

ドローン未経験でも練習期間を確保できれば一等無人航空機試験でも必ず合格できます。

練習方法を間違わなければ1ヶ月も練習すればじゅうぶんです。
二等無人航空機試験であれば自主練1週間で可能です!

それぐらい一等・二等無人航空機の試験内容は簡単です。

おすすめの実地試験会場

茨城県境町会場!です。

こちらの会場は屋根付きのテニスコートなので雨の影響を受けません。天候不良でも受験可能です。

引用:日本海事協会HP

東京都代々木会場などの利便性の良い会場は満員になりやすい傾向があるので試験日程の発表とともに申し込みを実施しましょう。

また、試験については申込順で当日の順番が決まります。昼間限定解除は照度が基準値以下になったら試験をすぐに始めてくれるので一番初めの受講者が有利です。ある程度機体が認識できる明るさとまったく見えない状況では試験難易度がかなり左右されます。

まとめ

難しいと誤解されているNK一発試験ですが、正しく手順を踏んで練習すれば必ず合格することができます。

NK一発試験で試験を受けて費用を浮かせましょう!

NK(日本海事協会)のHP↓

無人航空機操縦士試験のHPはこちら