城や文化財を題材にしたVR映像は、HMDを使った体験コンテンツや、城に隣接する資料館のシアター、インバウンド向けの動画配信、自治体のイベント出展など、さまざまな場面で使われています。その中でドローンVRが担うのは、来場者が実際の見学では得られない「城の上空を飛んでいる視点」です。曲輪や堀、石垣の配置、城と城下町・川・街道の位置関係を、空から見渡すように体験できます。
株式会社TRICO.は、福井県坂井市「丸岡城観光情報センター」のVRシアター向け11KドローンVR撮影や、愛媛県松山市「VR松山城」の撮影に携わってきました。本記事では、城のVRを企画する自治体の方、公募への参加を検討している制作会社の方に向けて、城のVRがもたらす体験価値、撮影条件の中での撮り方、場面に応じた機材の選び方、上映形式ごとのデータの考え方を、撮影の現場から紹介します。

城・文化財の展示でドローンVRが果たす役割
城の魅力は天守の建築だけでなく、「なぜこの場所に城が築かれたのか」という立地と縄張りにあります。山や川を生かした防御、堀と石垣で区切られた曲輪の構成、城を中心に広がる城下町の町割り。こうした要素は、地上を歩いて見学するだけでは全体像をつかみにくく、図面や模型ではスケール感が伝わりにくいものです。
ドローンVRでは、視聴者が上空を移動しながら周囲を自由に見回せるため、天守と石垣の規模感、堀の幅、城下町までの距離感を自分の視点で確かめられます。天守最上階からの眺望とは違い、天守そのものを周囲の地形や町並みとともに外側から捉えられるのも、空撮ならではの体験です。
急な石段や狭い階段が続く天守は、高齢の方や車いすを利用する方にとって登城が難しい場合があります。資料館や観光案内施設でVRを上映すれば、天守に上がらなくても上空からの景色を体験してもらえます。
展示としての訴求力にも違いが出ます。地上の映像だけで構成すると視点の変化が乏しく、上映時間が長くなるほど単調になりがちです。一方、CGだけで城や景観を再現すると、相応の予算をかけなければ質感が安っぽく見える傾向があります。実写による「空を飛んでいるような視点」を組み込むことで、視聴者にとって非日常の体験が生まれ、記憶に残る映像になります。
インバウンドにも、歴史の学びにも届く城の体験コンテンツ
城のVRは、観光客を楽しませるだけでなく、海外からの旅行者に城の魅力を伝える手段にも、子どもたちが歴史を学ぶ教材にもなります。
見たいところを、自分で選んで見られる
HMDでのVR体験のよさは、視聴者が見たい部分を自分で選べることにあります。石垣の積み方が気になる人は足元を、城下町の広がりに興味がある人は遠くを見渡すことができ、同じ映像でも一人ひとりが自分の関心に沿って城を体験できます。
視線を動かすだけで理解が進む体験のため、言語による説明への依存が比較的小さく、海外からの旅行者にも城の魅力が伝わりやすいコンテンツです。多言語のナレーションや字幕を組み合わせれば、城の歴史的な背景まで含めて届けることができます。
歴史の学びに活かす
上空から見た縄張りや城下町の構造、天守の内部の様子を記録した映像は、歴史的な資料としても活用できます。教科書の図や写真だけではつかみにくい城の立地や規模を、その場にいるような視点で確かめられるため、小中学生の歴史の学習にも使いやすい教材になります。資料館のシアターやHMDの体験コーナーを、学校の校外学習や郷土学習の場として活用することも考えられます。
旅の前、旅先、イベント会場をつなぐ
一度撮影した素材は、上映形式に合わせて書き出すことで、複数の場面に展開できます。
- 旅の前:YouTubeなどで360°動画を公開すれば、訪日を検討している旅行者が、スマートフォンから城の上空を体験できます。行き先を選ぶ段階で城を知ってもらう入口になります。
- 旅先:城に隣接する資料館のシアターや、天守・観光施設のHMD体験コーナーで上映すれば、実際に城を訪れた人が、見学だけでは得られない視点で城を体験できます。
- イベント会場:自治体が出展する観光プロモーションのイベントや展示会でも、同じ素材をHMDや大型ディスプレイで上映できます。限られた時間でブースの来場者に城の魅力を体験してもらえます。
撮影の段階からこうした展開を想定しておくと、ひとつの撮影で、城を知る・訪れる・記憶に残すという複数の役割を担うコンテンツになります。
季節の景色を通年で届ける
桜、紅葉、雪化粧、雲海など、城がもっとも映える景色は、旅行者が訪れる時期にいつも見られるとは限りません。VRであれば、季節ごとの城の姿を一年を通して体験してもらえます。城の撮影は来場者の少ない早朝に行うことが多いため、朝の澄んだ空気の中の城を記録できることも、VRならではの見せ方につながります。
城のVRは空撮・地上VR・CGを組み合わせてつくる
城や文化財のVR作品が、ドローンの空撮だけで完結することはほとんどありません。空撮、地上のVR撮影、CGがそれぞれの役割を持ち、組み合わさって一本の作品になります。
城の全景、縄張りの構成、城下町や周辺の山・川との位置関係など、広い範囲を見渡すカットは空撮の領域です。丸岡城観光情報センターの案件でも、丸岡城だけでなく、東尋坊など坂井市の観光名所もあわせて空撮と地上撮影で記録しています。
天守の内部、門をくぐって本丸へ進む動線、石垣の足元から見上げる視点などは、地上でのVR撮影や、後述する小型のVRドローンが担います。地上では360°カメラのほか、Canonの180°VRレンズ(デュアルフィッシュアイ)のように前方の視界に集中させる撮影手法も活用されています。TRICO.はこのCanonの180°VRレンズをMatrice 400のジンバルに搭載できるシステムを保有しており、地上撮影と空撮で180°VRの映像表現をそろえることもできます。
現存しない天守や御殿の復元、合戦の再現など、実写では撮れない場面はCGが担います。「VR松山城~謎の姫と幻の合戦~」のように物語や演出を加えたVRコンテンツでは、ドローンの空撮が実在する城と景観の土台になり、そこに演出が重ねられます。CG制作は映像制作会社やポスプロが担当するのが一般的で、撮影チームは合成素材としての撮り方(カメラの高さ、移動の速さ、天候や光の条件のそろえ方など)を制作側と確認しながら撮影を進めます。
撮りたい場面に合わせて、機材を選ぶ
城のVRでは、ひとつの機材ですべての場面を撮るよりも、場面ごとに適した機材を組み合わせるほうが、仕上がりの質が上がります。
広い範囲を見せる空撮と、大画面での上映
城の全景や城下町まで見渡すカットを、資料館のシアターなど大きな画面で上映する場合は、解像度と画質の高い撮影システムが活きます。TRICO.が運用する11K(Matrice 400×Insta360 TITAN)や16K(GoProマルチカメラシステム)は、こうした用途を想定したシステムです。
天守の周辺や室内は、小型のVRドローンで
天守の近くを飛ぶ場面や、建物の内部を移動する場面では、小型のVRドローンが力を発揮します。2026年にDJIから発売されたAvata 360は、8Kの360°撮影に対応した重さ約455gの小型機で、プロペラガードを一体化しています。機体が小さく軽いため、万一の際のリスクを抑えられ、天守周辺の飛行にも取り入れやすくなります。室内も自由に飛行できるため、管理者の許可を得たうえで、天守の内部を移動しながら見て回るような映像も撮影できます。
照明のない城内部は、カメラの性能が仕上がりを決める
城の内部の撮影で課題になるのが照度です。天守の内部は照明がほとんどなく、窓から入る光だけでは暗い場面が多くあります。暗所ではカメラの性能差がそのまま画質に表れるため、性能の高いVRカメラを使わなければ、ノイズが多く、細部がつぶれた残念な仕上がりになりかねません。
「8K」という解像度の数字や、機材の価格の手頃さだけで機材を選ぶと、こうした場面で期待した画質が得られないことがあります。解像度は画質を決める要素のひとつにすぎず、暗い室内か、明るい屋外か、大画面で見せるのか、HMDで見せるのかによって、選ぶべき機材は変わります。TRICO.では、小型機の機動力が活きる場面、高性能なカメラが必要な場面を切り分けたうえで、撮影する場面ごとに機材を組み合わせてご提案しています。
天守・文化財の上空を飛ばない条件で、どう撮るか
自治体発注でも、上空の通過は認められないことが多い
城の多くは、文化財の保護や来訪者の安全の観点からドローンの飛行を原則禁止としています。たとえば坂井市は、国重要文化財の丸岡城や霞ヶ城公園の周辺でのドローン飛行・撮影を原則禁止としています。城のドローンVRは、こうした場所で自治体の発注を受けて撮影するものですが、発注案件であっても飛行が自由になるわけではありません。天守や国宝・重要文化財に指定された建造物の上空は通過しないことが、撮影の条件として示されるケースが多くあります。
飛行させている以上、ドローンが落下する可能性を100%ないと言い切ることはできません。歴史的建造物は一度損なえば元には戻せないため、上空の通過を認めないという条件は、文化財の価値を考えれば当然の措置です。
飛べる範囲の中で、見せ方を組み立てる
上空を通過できないからといって、天守を映せないわけではありません。360°カメラは全方位を同時に記録するため、機体を天守の真上まで寄せなくても、天守は映像の中に収まります。問題になるのは「どの位置から、どの高さで見せるか」です。
天守の上空を避けると、飛行経路は堀や外周に沿ったラインや、天守から距離を保って横を通過するラインなどに限られます。その中で、天守と石垣・堀・城下町が一つの視界の中でどう重なるか、天守の最上階と同じ高さで並ぶのか、それより高い位置から眺めるのかによって、映像の印象は大きく変わります。視聴者は映像の中で自由に向きを変えられるため、機体が通過する瞬間に天守がどの方向に、どのくらいの大きさで見えるかが体験の質を左右します。天守に近い場面は小型のVRドローンに任せるなど、機材の使い分けによって見せ方の幅を広げることもできます。
こうした候補となる位置・高さ・経路は、事前のロケハンや試験飛行で絞り込み、本番ではその中で最良のアングルを狙います。制約が多いからこそ、限られた飛行範囲の中で城の魅力を引き出せたときの手応えは大きく、経験の差が素材の質に表れる撮影でもあります。
リスク管理と保険
ドローンの賠償責任保険への加入は、城や文化財の撮影では必須です。ただし、ドローンの保険で対物補償が無制限のものはほとんど存在しません。TRICO.は対人・対物で10億円の賠償責任保険に加入していますが、補償額に上限がある以上、歴史的建造物の上空を避け、リスクそのものを生まない飛行計画を立てることが前提になります。
早朝の撮影と、城ならではの人の管理
城の撮影時間は、来場者が少ない開館前の早朝に指定されることが多くあります。撮影日が休館日と重なれば、撮影時間に余裕が生まれます。
注意が必要なのは、城の多くが公園として開放されていることです。料金を払わずに入れるエリアには、早朝から散歩やランニングで地域の方が訪れています。開館時間に合わせて動く観光客と違い、いつ、どこから人が来るかが読みづらいのが城の現場の特徴です。安全監視の補助者を配置して周囲を確認し、人が近づいた場合は飛行を待機する、経路を変えるといった判断を現場で行います。
あわせて、航空法上の許可・承認も必要です。市街地にある城は人口集中地区(DID)に含まれる場合があり、ライトアップされた夜の城を撮影する場合は夜間飛行の承認も求められます。周辺の空域や重要施設の有無も含め、撮影地ごとに個別に調査します。
上映形式ごとのデータの考え方
同じ撮影素材でも、使われる場面によって必要な解像度やデータの形式は異なります。
| 活用シーン | 主な上映・配信先 | 解像度・データの考え方 |
|---|---|---|
| HMDによる体験コンテンツ | 天守・資料館のVR視聴コーナー、観光施設 | 一般的なHMDは高解像度データを再生できないため、再生用に解像度を大きく下げたデータを作成する |
| 資料館などのシアター | 城に隣接する資料館・観光案内施設のVRシアター | 投影サイズが大きいほど解像度の差が目立つ。城郭の細部まで見せるなら11K・16Kの撮影素材が活きる |
| YouTubeなどの視聴コンテンツ | 自治体・観光協会の公式チャンネル、観光PRサイト | 視聴はスマートフォンやPCが中心で、配信サービスの仕様に合わせて書き出す |
| 自治体のイベント出展 | 観光プロモーションのイベントや展示会のブース | 会場の設備に応じてHMDや大型ディスプレイなど上映形式が変わり、形式ごとに書き出しを分ける |
HMDでの体験コンテンツを検討する場合は、機器の再生性能に注意が必要です。一般的なHMDは処理性能が足りず、高解像度のデータはそのまま再生できません。Apple Vision Proクラスの機器であれば再生できますが、高額なため、来場者向けの常設視聴には向いていません。
上映方法や納品仕様は企画段階で決まり、撮影段階では確定しています。そのうえで撮影現場では、スティッチの継ぎ目をどこに置くか、天頂・天底をどう処理するか、カット間をどうつなぐか、視聴者が酔いにくい速度や旋回量はどの程度かなど、後編集と視聴体験を見据えた協議を制作側と重ねながら撮影を進めます。
解像度ごとの違いと上映環境の選び方は、こちらで詳しく解説しています。 8K・11K・16K VRの違い|シアター・展示・HMDで必要な解像度
城の体験価値を高めるVRを、一緒につくりませんか
城のVRは、自治体の企画、制作会社の提案、撮影チームの技術がかみ合って、はじめて来場者の心に残る体験になります。TRICO.は撮影を担当するだけでなく、企画の早い段階から、ドローンで何ができるかを一緒に考えるパートナーでありたいと考えています。
自治体のみなさまと:構想の段階から
「城の魅力をインバウンドに届けたい」「資料館の展示を新しくしたい」「子どもたちが歴史を学べるコンテンツをつくりたい」。そうした構想の段階から、撮影の視点でお手伝いできることがあります。
- どの場面で、どの形式で見せるか(HMD、シアター、動画配信、イベント出展)と、それぞれに必要なデータの考え方
- 城単体を撮るか、城下町や周辺の観光地まで含めるかといった撮影範囲
- 天守や文化財の上空を避けた飛行条件の中で、どのような映像が撮れるか
- 桜、紅葉、雪、雲海など、撮影したい季節とスケジュール
- 空撮、地上VR、小型VRドローン、CGをどう組み合わせるか
城の管理者や文化財の所管部署との飛行条件の整理にも、撮影側の知見をお役立てください。撮影パートの費用は、使用する撮影システム、撮影日数、地上VRの有無などによって変わります。VRドローン撮影の基本料金は料金ページに掲載しており、個別の申請が必要な場合は別途申請費用がかかります。予算を検討する段階での参考見積のご相談にも対応しています。
制作会社・展示設計会社のみなさまと:コンペの企画立案から
城や文化財のVRの公募(プロポーザル・コンペ)では、仕様書に沿った撮影計画に加えて、ドローンオペレーターの実績提出を求められることが多くあります。TRICO.は、過去のVR撮影実績に加え、国立公園や世界遺産など重要施設の上空での飛行実績を提出できます。
コンペ用資料の提出経験も豊富なため、企画立案の段階から「この城で、ドローンなら何ができるか」を相談できる相手としてお使いください。撮影機材の構成や飛行計画、実績資料など、提案書のうち撮影パートにあたる部分を一緒に組み立て、来場者の体験価値を高める企画づくりに協力します。
TRICO.の城・文化財VR撮影の実績と体制
丸岡城観光情報センター(福井県坂井市)
2025年3月に開館した丸岡城観光情報センターのVRシアター向けに、Freefly ALTA XにInsta360 TITANを搭載した11KドローンVR撮影を担当しました。国重要文化財の丸岡城と、東尋坊など坂井市の観光名所を空撮と地上撮影で記録しています。
現在はInsta360 TITANをMatrice 400に搭載したシステムで運用しており、機体の中型化によって、離着陸場所の制約が大きい城郭周辺でも運用しやすくなっています。
撮影の詳細はこちらの事例記事で紹介しています。 11KドローンVR常設展示事例|丸岡城観光情報センター
VR松山城(愛媛県松山市)
松山城天守閣のVR視聴ブースで公開されている「VR松山城~謎の姫と幻の合戦~」の撮影に協力しました。撮影には12KのドローンVRシステムを使用しています。
機材検証から伴走できる撮影体制
TRICO.は、11K(Matrice 400×Insta360 TITAN)、16K(GoProマルチカメラシステム)、Matrice 400に搭載するCanonの180°VRレンズ、小型のVRドローンなど、用途の異なる複数のVR撮影システムを運用しています。これらは、お客様の要望を取り入れながらラインナップを増やしてきたものです。
VRドローン撮影は、前例のない撮影に取り組むことが当たり前の分野です。TRICO.は機材検証を例外的な対応ではなく撮影の前提として位置づけ、案件の用途に合わせた機材検証から請け負い、新しい機材の構成案の立案から実運用まで対応します。自社のラインナップにない他社運用の機材も扱えるほか、国内でまだ例のない機材での撮影も、テストを重ねたうえで実施しています。
VRドローン撮影の全体像や機材の概要は、こちらにまとめています。 VRドローン撮影とは|11K・16Kの高画質360°空撮と活用方法
よくある質問
Q. 公募の企画段階から相談できますか?
A:可能です。自治体の方には、ドローンで実施できる最新の事例の紹介など実情を踏まえた事例の紹介が可能です。制作会社・展示設計会社の方には、コンペの企画立案の段階から、ドローンでできることの検討や、提案書の撮影パートの準備に協力します。
Q. 天守の内部も飛行できますか?
A:管理者の許可を得たうえで、室内を飛行できる小型のVRドローンで撮影できます。天守の内部は照明がなく暗い場面が多いため、性能の高いVRカメラを選ぶことが仕上がりを大きく左右します。
Q. 天守の真上を飛ぶような映像は撮れますか?
A:天守や国宝・重要文化財の上空は、自治体からの発注案件でも通過が認められないことがほとんどです。360°カメラは全方位を同時に記録するため、上空を避けた経路でも天守を映像に収めることはできます。飛行できる範囲の中で、天守と石垣・堀・城下町が魅力的に重なる位置と高さを事前に絞り込み、天守に近い場面は小型のVRドローンを組み合わせるなどして撮影します。
Q. 撮影はいつ行うことが多いですか?
A:来場者の少ない開館前の早朝に指定されることが多く、休館日と重なると撮影時間に余裕が生まれます。公園として開放されている城では早朝から散歩やランニングの方が訪れるため、補助者を配置して人の動きを確認しながら撮影します。
Q. 万一の事故に備えた保険には加入していますか?
A:TRICO.は対人・対物で10億円の賠償責任保険に加入しています。ドローンの保険で対物補償が無制限のものはほとんどないため、保険に加えて、文化財の上空を避けるなどリスクを生まない飛行計画を前提としています。
まとめ
城・文化財のドローンVRは、曲輪や堀、石垣、城下町の位置関係を空から体験できる、実地の見学では得られない視点をもたらします。HMDでは視聴者が見たいところを自分で選んで見られるため、言葉の壁を越えてインバウンドに城の魅力を伝えるコンテンツにも、小中学生が歴史を学ぶ教材にもなります。ひとつの撮影素材を、動画配信、資料館のシアター、HMDの体験コンテンツ、イベント出展へと展開できるのも特長です。
撮影にあたっては、自治体の発注案件でも天守や国宝・重要文化財の上空は通過しない条件が付くのが一般的です。広い範囲を見せる高解像度の空撮、天守周辺や室内を飛べる小型のVRドローン、暗い城内部に対応できる高性能なカメラ。場面ごとに機材を使い分け、限られた条件の中で城の魅力が伝わる素材を撮ることが、この撮影の要になります。
TRICO.は、丸岡城観光情報センターのVRシアターや「VR松山城」の撮影実績をもとに、構想段階のご相談から、コンペの企画立案、空撮・地上VRの撮影、機材検証まで対応しています。城の体験価値を高めるVRを、ぜひ一緒につくりましょう。
観光施設や展示でのVR活用事例は、こちらで紹介しています。 360°VR映像で観光誘致|ドローンVR・常設展示・シアター活用事例

COMPANY
| 会社名 | 株式会社TRICO. |
|---|---|
| 住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD. 7階 |
| 電話 | 090-3355-1480 |
| メール | info@team-trico.com |
| 代表者 | 石山 裕太 |
| 適格請求書発行事業者登録番号 | T1010001241161 |
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