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撮影現場でよく使われる用語集|CM・映画・ドラマ・TVの映像制作用語とドローン空撮の共通語彙
CM・映画・ドラマ・TV番組の撮影現場では、「香盤」「押し・巻き」「テイク」「完パケ」のように、現場の外ではまず使わない言葉が飛び交います。しかも同じことを指していても、CMと映画、ドラマとTV番組とで呼び方が違う言葉が少なくありません。
このページでは、TRICO.が日々の現場で実際に使っている用語を、職種・役割 → 企画・準備 → ロケハン・許可 → 撮影当日 → 画づくり → データ管理・ポスプロという制作フローの順に整理しました。現場によって呼び方が分かれる言葉は比較表にまとめています。用語名の後ろの〔CM〕〔映画・ドラマ〕〔TV〕は、主にその現場で使われる言葉であることを示しています。
あわせて、ドローン空撮チームと打ち合わせをするときに出てくる用語(2オペ、ホームポイント、特定飛行、立入管理措置など)も、制作部・撮影部の方がそのまま会話に使える粒度で解説しました。空撮チームも、香盤に沿って撮影部や制作部と同じ言葉で動く一つの部署です。どの工程でどの言葉が出てくるのかを把握しておくと、ドローン撮影の相談や現場でのやり取りがぐっと早くなります。
工程ごとに「誰が何を決め、空撮チームにいつ何を渡すか」は、こちらで詳しく解説しています。 → CM・映画ドローン撮影のワークフロー|ロケハンからDIT納品まで
1. 現場の職種・役割の呼び方
撮影現場では、人を名前ではなく役職や部署名で呼ぶことが多く、「制作部さん」「撮影部さん」のように部署単位で声がかかります。ドローン撮影の打ち合わせでも、アングルの確認は監督・撮影部と、香盤や許可の調整は制作部と、というように話す相手が分かれます。誰が何を決めているのかを知っておくと、確認の行き違いが起きにくくなります。
制作・演出まわり
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| P(プロデューサー) | 予算・スタッフ編成・スケジュールを含め、作品全体に責任を持つ立場です。CMでは広告代理店側と制作会社側の双方にプロデューサーがいるため、「代理店のP」「制作のP」と呼び分けることがあります。 |
| PM(プロダクションマネージャー)〔CM〕 | 制作会社でプロデューサーの下につき、予算・スケジュール・スタッフ手配・ロケ地確保などの実務を管理します。ドローン撮影の手配や香盤への組み込み、許可まわりの調整は、PMが窓口になることが多いです。 |
| PA(プロダクションアシスタント)〔CM〕 | PMの補佐役です。現場の進行、車両・弁当・備品の手配、ロケ地での誘導などを担います。 |
| ラインプロデューサー〔映画・ドラマ〕 | 予算とスケジュールの実務を管理する立場です。撮影日数や各部署の人員・機材の規模感を決める段階で関わります。 |
| 制作部(制作担当・制作主任・制作進行)〔映画・ドラマ〕 | ロケ地交渉、許可取り、スケジュール、車両、ケータリングまで、現場運営全般を担う部署です。ドローンの飛行場所の調整や、撮影日の天候判断の共有は制作部と進めます。 |
| AP(アシスタントプロデューサー)〔TV〕 | プロデューサーの補佐役で、番組の進行管理や予算管理、出演交渉などを担当します。プロデューサーとディレクターの間に立ち、制作が滞りなく進むよう調整します。 |
| 監督 | CM・映画・ドラマで演出の最終責任者です。カット割りやアングルの意図は監督が決め、空撮カットもその意図を起点に組み立てます。 |
| D(ディレクター) | TV番組の演出責任者です。CMでも監督を「ディレクター」と呼ぶことがあります。 |
| 助監督〔映画・ドラマ・CM〕 | 監督の補佐役で、映画・ドラマではチーフ・セカンド・サードと階層が分かれます。チーフ助監督は香盤や日々のスケジュールを組む役割を担うことが多く、空撮カットを撮る時間帯や順番の調整でもやり取りが生まれます。 |
| AD(アシスタントディレクター)〔TV〕 | ディレクターの補佐役です。スケジュール管理、ロケハン、出演者・スタッフの調整、撮影進行のサポートなど幅広い業務を担います。 |
| CD(クリエイティブディレクター)〔CM〕 | 広告代理店側で広告表現全体に責任を持つ立場です。企画の方向性やコンテの最終判断に関わります。 |
| プランナー〔CM〕 | 広告の企画を立て、企画コンテを作る役割です。 |
| クライアント | 広告主のことです。CMの撮影現場では、クライアントが現場モニターで映像を確認し、OKを出す場面があります。 |
| ロケーションコーディネーター | ロケ地探しや施設の撮影許可、警察への届け出などを担う専門職です。都心部のCM・映画・ドラマでは、施設側の許可や所轄への連絡をロケーションコーディネーターが担ってくれることもあります。 |
技術パートまわり
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| DP(Director of Photography/撮影監督) | カメラワーク、レンズ選び、照明部との連携など、映像の画づくり全般に責任を持つ立場です。監督と連携して作品のルックを作ります。 |
| カメラマン | カメラを担当する技術者です。CMの現場では撮影監督とほぼ同じ意味で使われることもあります。 |
| 撮影部 | カメラマンと撮影助手からなる部署です。収録形式やレンズの方針は撮影部・DITから共有され、ドローンの収録設定もそれに合わせます。 |
| 撮影助手(チーフ・セカンド・サード) | カメラマンを支える撮影部のスタッフです。チーフ(ファースト)がフォーカス送りを担うことが多く、セカンド以下がカチンコ・機材・メディアの管理などを分担します。 |
| フォーカスプラー | フォーカス送りを専任で担当する撮影部のスタッフです。ドローン撮影でもフォーカス送りが必要なカットは撮影部が担当するため、TRICO.では対象カットを事前に撮影部へ相談し、制作部を通じてそのカットに撮影部の方が入れるよう調整しています。 |
| DIT(デジタルイメージテクニシャン) | 撮影データの管理・バックアップ、編集用ファイルの作成、現場での色の確認などを担い、撮影からポストプロダクションまでのデジタルワークフローを管理する専門職です。ドローンの収録データもDITに渡して管理されます。 |
| 照明部/録音部/美術部 | それぞれ照明、同時録音、セット・小道具を担う部署です。 |
| 特機(とっき) | クレーン、ドリー、カメラカーなどの特殊機材と、その操作を担う部署です。ドローンは、地上カメラやカメラカー、特機、ステディカムでは物理的に撮れないカットを受け持つ形で一緒に運用されます。 |
| 車両部 | ロケバスや機材車、劇用車(劇中で使う車)を管理・運転する部署です。 |
空撮チームの役割
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| パイロット(操縦者) | ドローンの機体を操縦する担当者です。飛行ルート・高度・速度・被写体との距離を管理し、安全確認を含めた飛行判断を担います。 |
| カメラオペレーター(カメラオペ) | 機体のジンバル(カメラ)を操作し、パン・ティルトで構図を作る担当者です。Inspire 3ではプロポ(送信機)、IGNITE DIGIのコントロールデッキ、DJI Force Proをカットや作品に合わせて使い分けます。Force Proやコントロールデッキを使う場合は、作品のカメラマンと組んで撮ることもあります。 |
| 1オペ/2オペ | 1人で操縦とカメラ操作を兼ねるのが1オペ、パイロットとカメラオペレーターに分けるのが2オペです。2オペでは飛行ルートを変えずに構図だけを修正できるため、動く被写体の追従や複雑な動きのカットで選ばれます。一方、自然風景のように1オペのほうが向いている撮影も多く、どちらにするかはコンテと撮影条件からTRICO.が判断します。 |
| 補助者 | 航空法上の補助者にあたる役割で、機体の監視、周囲の安全確認、人止めなどを担います。2オペが必須になるような撮影では、3人目として補助者がいるほうがより安全です。必要性は企画・カット・場所からTRICO.が判断し、ロケハンの段階などで制作部にお伝えしています。 |
2オペ・フォーカスプラー・補助者が必要になる条件や、監督・撮影監督とのやり取りの仕組みは、こちらで解説しています。 → CM・映画のドローン撮影体制|Pilot・Camera Op・Focus・補助者
2. CM・映画・ドラマ・TVで呼び方が違う言葉
同じ「撮影」でも、CM・映画・ドラマ・TV番組では役職の名前や工程の呼び方が少しずつ異なります。下の表は、TRICO.が現場で耳にすることの多い呼び方を整理したものです。会社や現場によって呼び方は変わるため、目安としてご覧ください。
| 項目 | CM | 映画・ドラマ | TV番組 |
|---|---|---|---|
| 演出の責任者 | 監督(ディレクターとも) | 監督 | ディレクター(D) |
| 演出の補佐 | 助監督・演出部 | 助監督(チーフ・セカンド・サード) | AD |
| 進行・予算の実務 | PM・PA(制作会社) | ラインプロデューサー・制作部 | AP・AD |
| 撮影の元になる資料 | 企画コンテ → 演出コンテ(絵コンテ)、Vコン | 脚本(台本)と監督のカット割り | 構成台本・構成表 |
| 準備の全体打ち合わせ | PPM、オールスタッフ | オールスタッフ、本読み、衣装合わせ | 技打ち |
| 日々のスケジュール表 | 香盤表 | 香盤表、日々スケ | 香盤表、進行表 |
| 撮影の始まりと終わり | 撮影日・本番日 | クランクイン/クランクアップ | ロケ・収録 |
| 本番までの段取り | テスト → 本番 | 段取り → テスト → 本番 | ドライ → カメリハ → ランスルー → 本番 |
| 撮った映像の確認 | 現場モニターでのクライアントチェック | ラッシュ | プレビュー |
| 編集の流れ | オフライン → オンライン → MA | 編集 → グレーディング → MA | オフライン → オンライン → MA |
| 完成した映像 | 完パケ | 完成・初号 | 完パケ |
ドローン撮影の進め方にも、この違いはそのまま表れます。CMは絵コンテ・カット割りが秒単位で決まっていることが多く、空撮カットもコンテに沿ってアングル・高度・速度・軌道を詰めておく撮影になります。映画・ドラマは現場で監督・撮影部とすり合わせながら進める場面が多く、ロングスケジュールの中で天候や香盤の変更に合わせて動く柔軟さが求められます。TV番組のロケでは機動力を優先し、小型の機体を選ぶこともあります。
同じ言葉でも指すものが変わる例
呼び方が違うだけでなく、同じ言葉が現場によって別の人や工程を指すこともあります。
- ディレクター:TV番組では演出の責任者を指しますが、CMの現場では監督を指して使われることがあります。広告代理店の「クリエイティブディレクター」とは別の立場です。
- プロデューサー:CMでは広告代理店側と制作会社側の両方にいるため、どちらのプロデューサーの話なのかを確認しておくと、見積もりや香盤の相談先を間違えずに済みます。
- オフライン/オンライン:編集の段階を指す言葉で、通信環境の話ではありません。CM・TVでは、構成を固める仮編集をオフライン、合成・テロップ・色の調整まで仕上げる本編集をオンラインと呼びます。
3. 企画・準備(プリプロダクション)の用語
撮影前の準備段階で使われる言葉です。ドローン撮影は、空撮カットの演出意図やカット割りが代理店・監督の段階で固まっていることを前提に、空撮チームがそれをアングル・高度・速度・軌道に置き換えていく流れで進みます。準備段階で共有されるコンテや香盤表が、空撮チームにとっての出発点になります。
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| オリエン(オリエンテーション)〔CM〕 | クライアントや代理店が、商品・目的・ターゲットなどの前提を制作側に説明する場です。 |
| 企画コンテ〔CM〕 | 企画段階でプランナーが作る絵コンテです。クライアントへの提案に使われます。 |
| 演出コンテ(絵コンテ)〔CM〕 | 企画の意図を汲み、監督が実際の映像に近い絵に起こしたコンテです。カットごとの秒数やアングルが描かれ、空撮カットの検討もここから始まります。 |
| 字コンテ | 絵を使わず、カットの内容を文字で書き出したコンテです。 |
| Vコン(ビデオコンテ)〔CM〕 | 絵コンテや参考映像をつないで、尺や動きのイメージを動画にしたものです。空撮カットの速度感やカメラの動きを共有するのに役立ちます。 |
| カット割り | シーンをどのカットに分け、どの順番・アングルで撮るかを決めることです。監督・代理店の領域で、空撮チームはカット割りに沿って飛行の方法を詰めます。 |
| 台本(脚本)〔映画・ドラマ〕 | 物語やセリフを書いた文書です。映画・ドラマでは台本をもとに、監督が現場でカットを割っていきます。 |
| 構成台本・構成表〔TV〕 | TV番組の流れやコーナーの順番、尺を書いた台本です。 |
| PPM(プリプロダクションミーティング)〔CM〕 | クライアント・代理店・制作会社が、コンテ、出演者、衣装、ロケ地、スケジュールなど撮影内容を最終確認する打ち合わせです。 |
| オールスタッフ(オールスタッフ打ち合わせ) | 撮影前に全部署が集まり、香盤やカットごとの段取りを確認する打ち合わせです。空撮カットの撮影順や離発着場所、安全確保の方法もこの場で各部署とすり合わせます。 |
| 本読み〔映画・ドラマ〕 | 出演者が集まって台本を読み合わせることです。 |
| 衣装合わせ〔映画・ドラマ〕 | 出演者の衣装を試着し、監督や衣装部と決めていくことです。 |
| 香盤表(こうばんひょう) | 撮影のスケジュール表です。撮影の順番、出演者の入り時間、場所などが記載されます。ドローン撮影ではバッテリー交換や離発着の準備にかかる時間もあるため、空撮カットの位置や前後の段取りは香盤の段階で制作部と調整します。 |
| 日々スケ(日々スケジュール)〔映画・ドラマ〕 | 撮影日ごとに出されるスケジュール表です。ロングスケジュールの作品では、天候などに合わせて日々スケが組み直されます。 |
| 機材リスト(機材表) | 各部署が持ち込む機材の一覧です。ドローンの機体・レンズ・伝送機材・予備機などもここで共有します。 |
| 予備日 | 天候などで撮影できなかった場合に備えて確保しておく日です。屋外の空撮は風・雨の影響を受けるため、予備日の有無は撮影計画を立てる段階で確認しておきたい項目です。 |
| 前乗り | ロケが始まる前に現地入りすることや、前日に現地で宿泊することです。早朝の空撮や遠方ロケでよく使われます。 |
4. ロケハン・許可取りの用語
ロケ地が決まると、空撮チームは飛行ルートや離発着場所の確認、許可・承認の要否の判断に入ります。航空法などの法令に関わる言葉が多く出てくる工程ですが、制作部の方は細かな申請手続きよりも「その場所・そのカットで何が必要になるか」を把握しておけば十分です。手続き自体はTRICO.が担います。
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| ロケハン(ロケーションハンティング) | 事前に現地へ行き、撮影場所を確認することです。空撮チームはロケハンで、アングルが成立する高度・距離、離発着場所、電波環境、障害物、太陽の位置などを確認します。 |
| シナハン(シナリオハンティング)〔映画・ドラマ〕 | 脚本を書く前や書く途中に、舞台となる場所を取材することです。 |
| テストフライト | 本番前に実際に機体を飛ばし、アングルや飛行ルートを確認することです。候補となる位置・高度・軌道を絞り込んでおくことで、本番では最適なアングルを狙って撮れるようになります。 |
| 離発着場所(離着陸場所) | ドローンを離陸・着陸させる場所です。平坦で障害物がなく、関係者以外が立ち入らない場所を選びます。 |
| ヘリパッド | ドローンの離着陸用に地面へ敷くマットです。砂ぼこりや草の巻き上げを防ぎます。 |
| 特定飛行 | 航空法で国の許可・承認が必要とされる空域・方法での飛行の総称です。人口集中地区の上空、150m以上の高さ、空港周辺などの空域での飛行や、夜間飛行、目視外飛行、人や物件から30m未満の飛行などが該当します。 |
| DID(人口集中地区) | 国勢調査をもとに定められた、人口が密集している地区です。DIDの上空を飛ばす場合は許可が必要になり、都市部の撮影ではほとんどの場所が該当します。 |
| 包括申請(包括許可) | 一定の期間・範囲内で、反復して飛行するための許可・承認をまとめて受ける申請方法です。 |
| 個別申請 | 飛行の日時や場所を特定して受ける許可・承認です。包括許可の範囲に収まらない飛行で必要になります。 |
| 飛行計画の通報 | 特定飛行を行う前に、国土交通省のシステム(DIPS)へ飛行の日時・場所・経路などを通報することです。 |
| 目視外飛行 | 操縦者が機体を直接目で見ずに飛ばすことです。建物の裏側へ回り込むカットや、モニターだけを見て操縦するカットが該当します。 |
| 夜間飛行 | 日没から日の出までの間に飛ばすことです。夜景や夕景の空撮で必要になります。 |
| 150m以上(高高度) | 地表または水面から150m以上の高さでの飛行です。基準は機体の真下の地表からの高さになるため、山間部では山頂付近から低く飛ばしているつもりでも、標高差で150mを超えることがあります。 |
| 関係者/第三者 | 演者やスタッフなど撮影に携わっている人は関係者、それ以外の人が第三者です。安全確保や立入管理の考え方は、この区別がもとになります。 |
| 第三者上空 | 第三者の真上を飛ぶことです。安全上避けるべきことであり、第三者の上空を飛行して撮った映像は、使用できなくなる可能性もあります。 |
| 立入管理措置 | 飛行範囲に第三者が入らないようにする措置です。補助者の配置や看板の設置、人止めなどで行います。 |
| 人止め | 撮影中に通行人などを一時的に止めることです。公道や公園でも、許可を取得すれば通行を止めることができ、その場合は警備員を配置します。 |
| 小型無人機等飛行禁止法 | 国の重要施設や空港など、対象施設の敷地(レッドゾーン)とその周辺地域(イエローゾーン)でのドローン飛行を原則禁止する法律です。施設管理者などの同意を得たうえで、所轄の警察などへ事前に通報すれば飛行できる場合があります。 |
| 道路使用許可 | 道路で撮影したり、機材を置いたりする場合に所轄警察署から受ける許可です。ドローンの飛行に必要な国の許可・承認とは別のものです。 |
| 所轄への事前周知 | 撮影場所を管轄する警察署に、撮影の日時や内容を事前に伝えておくことです。ドローンが飛んでいることで通報が入る場合もあるため、都市部の撮影では欠かせない段取りです。 |
5. 撮影当日の進行で使う用語
撮影当日は、香盤表に沿って時間単位で現場が動きます。空撮チームもこの進行の中で、離陸・着陸やバッテリー交換のタイミングを撮影部・制作部と合わせながら動きます。
現場進行の用語
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| 集合/現着(げんちゃく) | 香盤表に書かれた集合時間と、現場に到着することです。 |
| 押し/巻き | 「押し」は予定より進行が遅れている状態、「巻き」は予定より早く進んでいる状態です。「10分押しです」「巻きでいきます」のように使います。 |
| オンタイム | 予定どおりに進行している状態です。 |
| てっぺん | 深夜0時(24時)のことです。「てっぺん越え」で深夜までかかることを指します。 |
| 段取り〔映画・ドラマ〕 | 本番前に、出演者の動きとカメラ位置を確認するリハーサルです。 |
| ドライ(ドライリハーサル) | カメラを回さずに、出演者の動きや段取りを確認するリハーサルです。 |
| テスト | カメラを回し、本番と同じ流れで行うリハーサルです。空撮カットでは、飛行ルートと被写体の動きのタイミングをここで合わせます。 |
| ランスルー | 本番と同じように最初から最後まで通して行うリハーサルです。すべてのセクションが参加して最終確認を行います。 |
| 本番 | 実際に使う映像を撮る撮影です。 |
| 回す/回った | 収録を始めること、収録が始まった状態です。「回りました」の声で本番が始まります。 |
| カット | 収録を止める合図です。また、映像を構成する一つひとつの場面のことも指します。 |
| テイク | 同じカットを撮る1回ごとの撮影のことです。「テイク2いきます」のように数えます。 |
| OK/NG/キープ | 使える撮影がOK、使えない撮影がNGです。キープは、OKではないものの候補として残しておくテイクを指します。 |
| 押さえ | 念のため撮っておくカットのことです。「押さえで引きも撮っておきましょう」のように使います。 |
| カチンコ(スレート) | シーン番号やテイク数を書き、撮影の始まりに打つ道具です。編集で映像と音を合わせる目印にもなります。 |
| 板付き | カットの始まりの時点で、出演者がすでに画面内にいる状態です。 |
| 位置決め | 出演者の立ち位置や動きに合わせて、カメラや照明の位置を決めることです。 |
| バミる | 出演者の立ち位置や機材の位置を、テープで床に印をつけて示すことです。 |
| ハケる | 人物やセットが画面から外れ、見えなくなることです。 |
| キッカケ/キュー | セリフや動きを始めるタイミングを示す合図です。空撮カットでは、機体の動き出しと演技のキッカケをインカムで合わせることがあります。 |
| 上手(かみて)/下手(しもて) | カメラから見て右側が上手、左側が下手です。出演者や車両の動く方向を指示するときに使います。 |
| 行って来い | 往復すること、同じ動きを行って戻ってくることです。 |
| がっちゃんこ | 二つのものをくっつける、まとめることです。「この2カットをがっちゃんこして撮ろう」のように使います。 |
| ひっぱる | 時間を延ばすことです。 |
| ケツ | 決められた終わりの時間のこと、またはカットの一番最後のことです。「ケツが決まっている」は終了時刻が動かせないことを指します。 |
| 天気待ち | 天候の回復を待って撮影を止めている状態です。空撮では風の強さも判断材料になります。 |
| インカム | スタッフ間の連絡に使う無線通信機器です。空撮チームでは、パイロット・カメラオペレーター・補助者が同時に会話できるインカム(Hollyland Solidcom C1 Proなど)を使い、監督や撮影部とのやり取りもインカムで行います。 |
| ベース | 監督やクライアントがモニターで映像を確認する場所のことを、こう呼ぶ現場があります。ドローンの映像は伝送機材でベースのモニターへ送り、地上で画を確認しながら撮影を進めます。 |
| 消え物 | 撮影中に消費されるもので、出演者が飲食する料理などを指します。 |
| 特効(特殊効果) | 爆発、風、雨、雪などを人工的に作り出す演出、またはその担当部署です。 |
| 箱馬 | 踏み台や高さ調整に使う木の箱です。 |
| バレ飯 | 休憩中の食事を各自で済ませることです。 |
| バラシ(ばらす)/撤収 | 撮影を終えて機材やセットを片付けることです。 |
| クランクイン/クランクアップ〔映画・ドラマ〕 | 撮影の開始と終了のことです。出演者ごとの撮影終了を「オールアップ」と呼ぶこともあります。 |
空撮のテイクで出てくる用語
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| フライト | 1回の離陸から着陸までの飛行のことです。1回のフライトで撮れる時間には限りがあるため、テイクを重ねる場合は着陸してバッテリーを交換します。 |
| バッテリーチェンジ | 着陸してバッテリーを交換することです。バッテリーは温度で性能が変わるため、TRICO.では夏場・冬場も温冷庫で温度を管理しながら運用しています。 |
| ホームポイント | 機体が帰還の目標地点として記録している位置です。通常は離陸地点が記録されますが、船上撮影など操縦者が移動する場合は、送信機の位置に合わせてホームポイントを更新する設定を使います。 |
| RTH(リターン・トゥ・ホーム) | 機体をホームポイントへ自動で帰還させる機能です。電波が途切れた場合やバッテリー残量が少なくなった場合にも作動します。 |
| ハンドリリース/ハンドキャッチ | 地面を使わず、手で機体を送り出して離陸させること、手で受け止めて回収することです。船上など、平らな離発着場所が取れない場所で使います。 |
| 映像伝送 | 機体のカメラ映像を地上のモニターへリアルタイムで送ることです。TRICO.ではDJI Transmissionや高輝度モニターを使い、監督や撮影部が地上で画を確認できるようにしています。 |
| 機体監視 | 飛行中の機体を目で追い、周囲の障害物や人の動きとあわせて監視することです。距離が離れると見失いやすく、山や建物が背景になると一度目を離しただけで位置がわからなくなるため、補助者が担当することがあります。 |
| スポーツモード | 機体の速度制限が緩和される飛行モードです。車両など動きの速い被写体を撮る場合は、スポーツモードでのフルマニュアル操縦で飛ばします。 |
| ウェイポイント(Waypoint) | 飛行ルートや機体の位置を記憶させ、自動で再現させる機能です。現場で使う場面は少なく、緻密な再現性が求められるカットや、スタート位置だけを記憶させたい場合に限られます。スポーツモードでは使えないため、速い被写体の撮影には使いません。 |
| ATTI(アティ) | GPSなどの測位が使えず、機体が位置を保持しない状態です。橋の下や高い建物の間などで起こり得るもので、風に流される機体を操縦者が手動で補正しながら飛ばす技量が求められます。 |
| ジンバル | カメラを機体に取り付け、揺れを抑えながら向きを制御する装置です。カメラオペレーターはジンバルを操作して構図を作ります。 |
| プロポ(送信機) | ドローンを操縦する送信機です。2オペではパイロットとカメラオペレーターがそれぞれ送信機を持ちます。 |
| 予備機 | 機体トラブルに備えて現場に持ち込む、同じ構成の機体です。TRICO.では本番中に機体トラブルが起きても撮影を続けられるよう、案件に応じて予備機を用意します。 |
6. 画づくり・カメラワークの用語
アングルやカメラの動きを伝えるときの用語です。空撮カットについては、コンテに加えて「どの高さから」「どのくらいの速さで」「どんな軌道で」を言葉にすると、空撮チームとのすり合わせがスムーズになります。ドローンは地上のカメラと同じ言葉でカメラワークを語れますが、上昇・下降や回り込みのように、空撮ならではの動きもあります。
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| アングル | 被写体を撮る角度や位置のことです。空撮チームとのやり取りでは、アングルを高度・距離・向きの具体的な数字や位置関係に置き換えて詰めていきます。 |
| 画角 | 映像に写る範囲の広さです。レンズの焦点距離によって変わります。 |
| 焦点距離(○mm) | レンズの画角を表す数値で、数字が小さいほど広く、大きいほど狭く写ります。TRICO.ではInspire 3用にLAOWA 11mm・14mm、DJI純正18・24・35・50・75mm、Viltrox 90mmを揃え、カットに合わせて使い分けています。 |
| 広角/望遠(長玉) | 広い範囲を写すレンズが広角、遠くのものを大きく写すレンズが望遠です。望遠レンズは「長玉(ながだま)」とも呼ばれます。 |
| 圧縮効果 | 望遠レンズで撮ると、手前と奥の距離が縮まったように見える効果です。ドローンでも、望遠で背景を引き寄せたカットを撮ることがあります。 |
| 俯瞰(ふかん)/真俯瞰 | 高い位置から見下ろして撮ることが俯瞰、真上から垂直に見下ろして撮ることが真俯瞰です。ドローンが得意とするアングルの一つです。 |
| あおり(ローアングル) | カメラを低い位置に構え、被写体を見上げるように撮ることです。被写体を大きく見せたり、迫力を強調したりする効果があります。 |
| 寄り/引き | 被写体に近づいて大きく写したサイズが寄り、離れて広く写したサイズが引きです。ドローンで寄る場合、機体を被写体に近づけるか、望遠レンズで寄るかを、安全距離と画の質感の両面から判断します。 |
| ルーズ/タイト | 被写体の周囲に余裕を持たせたサイズがルーズ、被写体をフレームいっぱいに収めたサイズがタイトです。 |
| フィックス(FIX) | カメラを固定して撮ることです。空撮でも、機体を空中で静止させてフィックスのカットを撮ることがあります。 |
| パン | カメラを水平方向に振ることです。 |
| ティルト | カメラを垂直方向に振ることです。「ティルトアップ」「ティルトダウン」のように使います。 |
| トラックイン/トラックアウト | カメラ自体を被写体に向かって前進させること、後退させることです。空撮では機体の前進・後退で表現します。 |
| 上昇/下降(クレーンアップ/ダウン) | カメラの高さを上げる・下げる動きです。地上ではクレーンで行う動きを、ドローンでは機体の上昇・下降で撮ります。 |
| 回り込み | 被写体を中心に、円を描くようにカメラを移動させる動きです。 |
| 並走(追い撮り) | 走る車両や人物に並んで、または後ろから追いかけて撮ることです。車両CMなどでカメラカーと組み合わせて撮ることもあります。 |
| ズームイン/ズームアウト | レンズの焦点距離を変えて、被写体を大きく、または小さく写すことです。Inspire 3は単焦点レンズで運用するため、空撮で寄り引きを変える場合は機体を動かすか、レンズを付け替えて対応します。 |
| フォーカス送り | 撮影中にピントを合わせる位置を移していく操作です。撮影部の担当で、専任のスタッフはフォーカスプラーと呼ばれます。 |
| なめる | 手前にある物越しに被写体を撮ることです。空撮でも、木々や建物をなめて被写体を見せるカットがあります。 |
| 抜け | カメラが向いている方向の背景のことです。「抜けに余計なものが入る」のように使います。 |
| にげる | 写したくないものを画面から外したり、引きのサイズにして目立たなくしたりすることです。 |
| 見切れる | 写ってはいけないものがフレームに入っている状態です。空撮では、引きのカットでスタッフや機材車が見切れないよう、配置を事前に調整します。 |
| 同ポジ | 同じカメラ位置・同じ画角で撮ることです。時間経過の表現や合成用の素材で使われます。 |
| インサート | 連続する映像の間に挿入する別のカットです。 |
| 長回し | 一つのカットを途切れさせずに長く撮る手法です。 |
| カットイン/カットアウト | 映像の途中に別の場面を急に挿入するのがカットイン、映像が急に切れて終わるのがカットアウトです。 |
| カットバック | 時間や場所が異なる複数のカットを交互につなぎ、対比させる演出手法です。 |
| フェードイン/フェードアウト | 映像が徐々に現れるのがフェードイン、徐々に消えていくのがフェードアウトです。 |
| 物撮り | 商品や料理など、人物以外の物を撮ることです。 |
| 露出 | センサーに当てる光の量のことです。絞り・シャッタースピード・ISO感度の組み合わせで調整します。 |
| ND(NDフィルター) | 色味を変えずに光の量を減らすフィルターです。日中の屋外で、絞りやシャッタースピードを狙いどおりの値に保つために使います。 |
| PL(PLフィルター) | 水面やガラスの反射を抑えたり、空の青さを強調したりするフィルターです。 |
| ホワイトバランス | 光源の色温度に合わせて、白が白く写るように調整する設定です。 |
| ハイスピード(ハイスピ) | 通常より高いフレームレートで撮影し、スローモーションの映像を作ることです。 |
| ワイコン(ワイドコンバーター) | レンズに装着して画角を広げる補助レンズです。 |
7. データ管理・ポスプロ・納品の用語
撮影後の工程で使われる言葉です。収録形式やデータの受け渡し方は、撮影部・DITから共有された方針に沿って空撮チームも対応します。ドローンの素材も、地上カメラの素材と同じ流れでDITや編集へ渡されます。
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| メディア | データの記録媒体です。SDカードやSSDなどを指します。 |
| 焼く | 記録メディアにデータを書き込むことです。 |
| フォーマット | 記録メディアを初期化し、データを消去して使える状態にすることです。映像の解像度やフレームレート、圧縮方式などの記録形式を指す場合もあります。 |
| 素材 | 撮影済みのデータや、編集に使う映像・資料のことです。 |
| フッテージ | 撮影された映像の断片やシーン映像のことです。 |
| 収録形式 | 映像をどの形式・画質で記録するかの設定です。撮影部・DITから指定され、Inspire 3はDJIの機体で唯一CinemaDNGでの収録にも対応しています。 |
| RAW(CinemaDNG/ProRes RAW) | センサーが受けた情報をほぼそのまま記録する形式です。色や明るさを後から大きく調整できる反面、データ量が大きくなります。 |
| ProRes(プロレズ) | Appleが開発したコーデックです。画質を保ちながら編集しやすく、データ量も抑えられます。 |
| プロキシ | 編集作業用に軽量化した低解像度の映像データです。オリジナルデータを残したまま、編集の負荷を軽くする目的で使います。 |
| LUT(ラット) | 映像の色を変換するための設定データです。Log収録した映像に、仕上がりに近い色を当てて確認するときなどに使います。 |
| バックアップ | 撮影データを複数のメディアに複製して保全することです。DITがいる現場ではDITが担い、DITがいない現場では撮影チーム側で行います。 |
| TC(タイムコード) | 映像の各フレームに割り振られた時間情報です。時・分・秒・フレーム数で表示されます。 |
| 同期をとる | 複数のカメラや録音機の映像・音声を、基準となるタイミングで合わせることです。 |
| 同録 | 映像と音声を同時に録ることです。 |
| オンリー | 映像を撮らずに、音声だけを録ることです。 |
| プレビュー | 監督、カメラマン、クライアントなどと映像を確認することです。 |
| ラッシュ〔映画・ドラマ〕 | 撮影した素材を、編集前の状態で確認することです。 |
| オフライン(仮編集) | 撮影素材をもとに、監督が映像の構成を組み立てる編集です。CMでは代理店・クライアントの確認もこの段階で行います。 |
| オンライン(本編集) | オフラインで固めた構成に、合成、テロップ、色の調整などを加えて仕上げる編集です。 |
| つまむ | 編集で、不要な部分を短くカットすることです。 |
| カラコレ(カラーコレクション)/グレーディング | 映像の色味を補正・調整することです。カットごとの色を整えるのがカラコレ、作品全体のルックを作り込むのがグレーディングと呼び分けることもあります。 |
| クロマキー | 緑や青の背景で撮影し、その部分に別の映像を合成する技術です。 |
| MA(エムエー) | 編集した映像に効果音、音楽、ナレーションなどを加え、音を仕上げる作業です。 |
| SE(エスイー) | サウンドエフェクトの略で、効果音のことです。 |
| テロップ/スーパー | 画面に表示される文字情報です。 |
| クレジット | 出演者、スタッフ、制作会社など、作品に関わった人や会社の名前を表示する字幕です。 |
| エンドロール | 映画やテレビ番組の最後に流れるクレジットのことです。 |
| 尺 | 映像の長さのことです。CMでは「15秒尺」「30秒尺」のように使います。 |
| 完尺(かんじゃく) | 映像の長さが、規定の尺どおりに仕上がった状態です。 |
| 完パケ〔CM・TV〕 | 完全パッケージの略で、テロップ挿入やMAまで終え、放送・納品できる状態に仕上がった映像です。 |
| 初号〔映画〕 | 完成した映画の最初のプリント、またはそれを関係者で確認する試写(初号試写)のことです。 |
| DCP〔映画〕 | 映画館での上映に使われるデジタルデータの形式です。 |
| お蔵(お蔵入り) | 制作された作品や映像が、放送・公開されないままになることです。 |
| ヤマ場 | 映像やストーリーの中で最も盛り上がる部分です。 |
| ワークフロー | 撮影から編集、納品までの一連の作業工程のことです。 |
8. TV番組の現場でよく聞く用語
TV番組、特にスタジオ収録や情報番組・バラエティのロケで使われることの多い言葉です。
| 用語 | 意味・現場での使われ方 |
|---|---|
| キー局 | 全国ネットの番組を制作・配信する中心となる放送局です。日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京の5局が該当します。 |
| 裏番組 | ある番組と同じ時間帯に、他の放送局で放送されている番組です。 |
| 技打ち(技術打ち合わせ) | 収録前に、技術・美術・制作のスタッフが集まって行う打ち合わせです。 |
| カメリハ(カメラリハーサル) | 本番前に、出演者の動きやカメラワークを本番同様に行って確認する作業です。 |
| スイッチャー | 複数のカメラの映像を切り替える担当者、またはその機材です。 |
| スイッチング | 複数のカメラやVTRの映像を切り替えることです。 |
| カンペ(カンニングペーパー) | 出演者への指示やセリフが書かれた紙です。 |
| デジ | 業務用のデジタルビデオカメラのことです。ENG(肩に担ぐ大型の取材用カメラ)に比べて小型で、ロケで機動的に使われます。 |
| 裏どり | 情報の裏付けを取るためのリサーチ作業です。複数の情報源にあたって事実を確認します。 |
| 撮って出し | 撮影したばかりの映像を、ほとんど編集せずに放送することです。 |

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